滋賀県教育委員会は10日、同県西浅井町の塩津港遺跡から平安時代後期(12世紀)ごろに作られた木製の神像5体が出土したと発表した。神像が出土したのは島根県出雲市の青木遺跡に次いで2例目で、一度に5体も見つかったのは初めてという。
神像はご神体と同様に扱われ、本殿の中にあり神官さえ見ることができないとされていた。県教委は同遺跡が神社跡であることが裏付けられたとした上で、「当時の神仏習合の在り方など、神社の様子を知る上で貴重な史料」としている。
神像は高さ12-15センチ。服装から3体は女神像とみられる。男の神像のうち1体は平安貴族の礼装で、冠を頂き、手を胸元で合わせた格好をしている。
5体とも、本殿が建っていたとみられる場所の真裏にある堀に埋まっていた。内大臣中山忠親の日記「山槐記」に、1185年に近江地方で大地震があったとする記述があり、県教委とともに調査に当たった県文化財保護協会は「この地震で本殿が倒壊したのではないか」とみている。
同遺跡では昨年、神への誓約文である「起請文」が書かれた木簡55本が出土していた。
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引用元 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081110-00000093-jij-soci
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