NHK連続テレビ小説「あぐり」でデビューし、韓国ドラマ「冬のソナタ」でヒロインの声の吹き替えを務めるなど幅広く活躍する女優、田中美里が、故郷の震災復興へと立ち上がった。演じたのは、能登が舞台の白羽弥仁監督の映画「能登の花ヨメ」のヒロインで元OLのみゆき。「家族や地域との絆(きずな)が深まる様子を自然に演じられた」という田中に話を聞いた。(福本剛)
都会育ちのみゆきが、婚約者の母、松子のけがの世話のため能登を訪れ、初めての土地や人々、習慣に触れながら、家族や故郷の温かさに気付いてゆく物語。当初、能登の地域振興のため企画されたが、昨春の震災を受け、復興も意識した内容に変わった。
そこで一肌脱いだのが、金沢出身の田中。「地域で象徴的な人だし、困難に遭っても明るく、前向きに歩むヒロイン像に合う」(白羽)との期待を受け、「故郷のために役立ちたい」と快諾した。
心掛けたのは、都会から地域の魅力に染まっていく“変化”。「私も何も知らない状態から入り、地域や人々との距離を詰めていった」。能登の自然や人々に戸惑い、驚き、感動するみゆきをリアルに体現した。
撮影は、倒壊後の空き地や仮設住宅が並ぶ中でも行われた。だが、現地の人々がエキストラ出演や炊き出しで温かく協力してくれたという。田中は「明るい笑顔や『頑張って』の声、美しい夕暮れなど、能登の自然や人々に逆に励まされた」という。そして、「物語では、我慢してきたみゆきが言いたいことをぶつけ、松子さんと通じ合う。
引用元 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081212-00000090-san-ent
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