豊臣秀吉が建てた伏見城の屋敷跡(京都市伏見区)から、城の堀跡や金箔(きぱく)で覆われたキセルの一部が出土し、西近畿文化財調査研究所(兵庫県加東市)が27日、発表した。堀跡は慶長元(1596)年の大地震で倒壊した創建当時の初代伏見城の遺構である可能性が高いという。改築が繰り返された伏見城は当初の姿を伝える遺構は見つかっておらず、変遷を探る上で貴重な発見となりそうだ。
「指月(しげつ)城」とも呼ばれる初代伏見城は、文禄元(1592)年に完成。地震で初代が倒壊した後もすぐに再建されたが、本丸は500メートル北東の木幡山に移築し、その後の改築も木幡山を中心に行われたため、初代伏見城については謎が多い。
堀跡は東西16メートル、南北11メートル、深さ2.2メートルの範囲で検出。本丸移築後、秀吉の家臣・富田信高の屋敷があった場所だという。堀は屋敷のものとしては規模が大きいことなどから、初代伏見城の遺構である可能性が高いという。
堀からは金色のキセルの一部や高麗青磁の破片も出土。秀吉とのかかわりは不明だが、「派手好み」で知られた天下人の城内の様子を伝えている。
現地説明会は11月1日午後1時から。問い合わせは同研究所((電)0795・42・6674)へ。
引用元 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081027-00000593-san-soci
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