全国の砂浜のうち、植生が豊かで、堤防や護岸などの人工物がない自然の浜はわずか7%しか残っていないことが、日本自然保護協会(東京・中央区)の約1300か所の海岸調査で分かった。
砂浜の人工物と植物への影響についての全国的な調査は例がなく、砂浜の生態系の危機の実態が初めて明らかになった。
調査は、北海道から沖縄までの1308か所について、2004年から4年間かけて実施。研究者や市民ら約1200人が参加し、波消しブロックや護岸などの人工物の数や種類、近年激減しているハマヒルガオなど砂浜固有の植物の種類や生育状態を調べた。
その結果、砂浜の87%に人工物があった。このうち約半数は浜の陸側が道路や護岸で分断されており、分断されていない浜に比べて砂浜の奥行きが平均で約30メートルも後退、植物の種数も2種程度減っていた。一方、人工物がなくても、海水浴場整備など人為的な影響で植物が少なくなった浜も多く、自然のままであることの指標となる、植物が6種以上の砂浜は全体の7%だった。
引用元 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081129-00000033-yom-soci
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